TNFD提言に基づく
情報開示
私たちのコーヒーが、自然環境に何を頼り、どんな影響を与えているのか。
私たちがこのレポートを書く理由
いま、地球は「大絶滅時代」を迎えていると言われています。推計100万種の生きものが絶滅の危機にあり、その速さは過去1000万年の平均と比べて数十〜数百倍と言われています。
私たちの暮らしは、自然の恵みを多く受けています。きれいな水、作物を実らせる土、花粉を運ぶ虫、雨を蓄える森。こうした恵みは「生態系サービス」と呼ばれ、その経済的な価値は年間で1京円(1兆円の1万倍)を超えると推定されています。生きものの多様さ、つまり「生物多様性」は、この恵みを支える土台です。コーヒーも例外ではありません。コーヒーの木は森の木陰で育ち、雨に頼り、虫に花粉を運んでもらって実をつけます。
ところが、いまの経済のしくみは「自然が失われること」を数字に表さない構造になっています。私たちの経済活動が自然にどんな影響を与えているかが見えないので、誰もその費用を負担しなくてよいことになっている。ここに問題があります。
ではなぜ、従業員10名未満の私たちがこれを書くのか。私たちの会社は「合同会社秋田里山デザイン」といい、「さとやまコーヒー」というブランドを運営しています。この名前には「暮らしも、地球も、一緒に良くしたい」という想いを込めました。だからこそ、コーヒー産地の自然について透明な情報を出し、清々しくコーヒーを楽しんでいただきたい。それが理由です。
去年(2025年6月)に出した最初のレポートで、私たちは2つの「できていないこと」を正直に書きました。
1つは、自然への影響をはかる物差し(評価の方法)がまだ無いこと。もう1つは、コーヒーを買うときの基準が文章になっていないこと。そして「来年はこの2つに取り組む」と宣言しました。1年たった結果は、次のとおりです。
コロンビアから生豆 48kg を輸入し、秋田で試験的に販売しました。「自然にとって良い作り方のコーヒーは、本当に売れるのか」を、初めて数字で確かめた1年です(第2章)。
誰が責任を持っているか
私たちは、代表社員1名が最終的な意思決定を行う会社です。自然に関する判断も、代表自身が行っています。この体制は去年と変わっていません。今年変わったのは、調達方針を明文化したことです。
| 去年(2025年6月) | 今年(2026年6月) | |
|---|---|---|
| 責任体制 | 代表が自ら把握し、事業の判断に反映 | 変更なし |
| 意思決定 | 買付の際は現地を訪れ、農家との対話をもとに判断 | 同じ。 今年はエチオピア・コロンビアに各1回訪問 |
| 調達方針 | 明文化されていない | 「生豆調達方針」として明文化(2026年6月30日制定) |
| 記録 | — | 買付ロットごとに産地・生産者・精製方法・数量・位置情報を記録する運用に変更 |
調達方針の中身は、大きく3つです。
(アグロフォレストリーを含む、その土地に合った自然と人の共存の形)
原生林の中でアグロフォレストリーを始めると、森が農地に転換されたことになります。農業は原生林に影響を与えます。自然との共存がしっかり考えられていなければ、農地への転換はマイナスに受け止められます。
ただ、2026年9月に私たちが訪れたインドネシアでは、「適切な農地転換」をすることで「原生林の皆伐を防ぐ」という環境NGOの取り組みがありました。インドネシアでは、政府が食料とエネルギーの自給のために約2,000万ヘクタールの森林区域を農業などに充てる方針を示し、2025年の森林減少は前年より66%増えたと報告されています(Auriga Nusantara調べ、43万ヘクタール)。森を切り開く圧力が強い場所では、森の木を残したまま作物を育てることが、皆伐を防ぐ現実的な選択肢になります。
私たちは、その土地の状況にとって最適な、自然と人の共存の形を見据えた調達の姿勢を大切にしています。
私たちにとっての「産地の人たち」は、コーヒーを育てる小規模農家と、収穫や精製を担う労働者です。声を聞く手段は、産地を訪ねての聞き取りです。
| 産地 | 今年行ったこと |
|---|---|
| エチオピア | シダマとグジの農園主に、農園とその周りに暮らす生きもの、栽培の方法について聞き取りを行いました(第3章) |
| コロンビア | 生産者本人から、雇っている労働者の賃金について聞き取りを行いました。収穫を担う「ピッカー」の賃金は 1kgあたり1,200ペソ、1日におよそ 60kg を摘む、という水準でした |
| まだできていないこと | 「生活賃金(人が普通に暮らしていける賃金)」の基準値は、まだ設定していません。人権に関する独立した方針文書もありません(次年度に作成します)。今年は、実態を記録するところから始めました。 |
自然と、どう関わっているか
去年は、ENCORE・IBAT・Global Forest Watch・WWFリスクフィルターという専門のツールを使って、コーヒー生産全般の依存と影響を洗い出しました。仰々しい表になったので、今年は繰り返しません。代わりに、そのうち私たちのこの1年の判断に実際に効いた項目だけに絞ります。
| 何に | 今年、どう表れたか | |
|---|---|---|
| 依存 | 雨(量と時期) | 収量・品質・輸入の時期を左右します。今年、雨の変化が収量や品質にどう影響したかは把握できていません。(次年度から生産者への聞き取り項目に加えます) |
| 依存 | 木陰(シェードツリー)と、花粉を運ぶ虫 | 輸入した生豆2,628kgと、受託焙煎で預かった豆50kg(グアテマラ20kg、ブラジル30kg)の、すべてが木陰栽培のものでした。 |
| 依存 | 精製に使う水 | 水をほとんど使わない「ナチュラル精製」を優先して買いました。(今年の65%) |
| 依存 | 土を留めておく働き(斜面の侵食を防ぐ) | コロンビアの農園は標高1,200〜1,750mの斜面にあります。木の根と落ち葉が土を留め、雨で流れるのを防いでいます。木陰栽培を続けること自体が、この働きを守ることになります。 |
| 影響 | 外来種(もともとその土地にいなかった生きもの) | 次の産地として検討している東ティモールの農園では、外来の雑草が広がって土の養分を奪い、困っているという聞き取りをしました。 |
| 影響 | 土地の使い方を変えること | 木を残さず切り開いた畑の豆は買わない。木陰栽培も転換の一種として、樹木の残り方を記録します。(第1章) |
| 影響 | 精製の排水 | ナチュラル優先で減らす |
| 影響 | 輸送のCO₂ | 今年は2回とも航空便。1回目は10.9トン(第3章) |
| リスク | 供給が不安定になる | 2-Cのシナリオ分析へ |
| 機会 | 「水を使わない精製」と「売れる味」が一致した | コロンビアで確認(2-B) |
私たちはこれまで、産地から生豆を輸入し、焙煎して販売することを主な事業にしてきました。今年、コロンビアで次の一連の流れを、初めて自分たちが主体となって実行しました。
ナチュラル精製(果肉をつけたまま乾かす方法で、水をほとんど使いません)は、精製の水を減らせるだけでなく、他の精製方法と比べてもよく売れました。去年、水資源への依存を理由に「ナチュラル精製の豆を積極的に買い付ける」と書いた方針が、お客様の選択とも一致していたことになります。
これまでの私たちは、生豆を輸入して焙煎し、焙煎したコーヒーを販売してきました。これからは、生豆そのものを他の焙煎会社に販売することにも取り組みます。狙いは、飛行機ではなく船のコンテナで運べる量(数トンから十数トン)を、産地から日本に届けることです。量がまとまれば生産者にとって安定した出荷先になり、輸送にともなうCO₂も1kgあたりで大きく減らせます。対象として考えている産地は東ティモールとインドネシアです。コロンビアからの本格的な輸入も、次の年度に向けて進めています。
去年は「今後コーヒーの供給が不安定になる」と一言書いただけでした。今年は、私たちの日々の仕事に実際に影響する2つの軸で考えます。1つ目は自然の変化。雨の量や時期、気温が変わると、産地の収量・品質・出荷の時期が変わり、収量が減れば生豆の価格は上がります。2つ目は物流(ロジスティクス)。航空路線、国際情勢、為替や資金の制約によって、輸入の時期と費用が変わります。
2つ目は自然の話ではありませんが、今年、実際に起きたことです。2026年4月の輸入分は、中東情勢の悪化で通常の航空ルートが使えず、取引先の輸出業者がヨーロッパの倉庫に保管していた生豆を輸入しました。自然の変化と物流の混乱は、私たちの規模では、同じ「豆が届かない」「豆が高くなる」という形で現れます。
どの未来になっても、「木陰で育てられたコーヒーを買う」「どこで作られたかを記録する」という方針は変えずに続けられます。いちばん心配なのは、産地が2カ国に集中していて、扱う量が小さいことです。だから私たちは、取扱産地を増やすこと(国際情勢と資金の面からも必要です)と、コンテナで運べる量に育てること(生豆の販売)を進めます。
私たちは、調達先のコーヒーの産地を「重要な場所」としています。
どうチェックしているか
今年から輸送にともなうCO₂を記録対象としました。今年の輸入は2回とも航空便でした。
自然への依存と影響のほとんどは、産地にあります。私たちがそれを見つける手段は3つです。①産地を訪ねて話を聞く(今年:各1回)、②衛星のデータで森を見る(ESA WorldCover、Global Forest Watch)、③生産者からロットごとの記録をもらう(精製方法、乾燥日数など)。優先順位は「森を切っていないか」、次に「水をどう使い、どう排出しているか」、そして「働く人の条件」の順です。
去年、「生物多様性評価のプロトコルは現在策定中で、本レポートに反映させることが叶いませんでした」と書きました。今年できたものは3つです。
現地NGO・大学と共同で、小規模農家でも使える評価基準を設計し、共著論文としてまとめています(執筆中)。
| 軸 | 何を見るか | 指標の例 |
|---|---|---|
| 生物多様性 | 森の割合、生きものの豊かさ、水の量と質 | 森林被覆率、主要な種の数、水質 |
| 地域と暮らし | 地域の雇用、住民の参加、男女の公平 | 地域雇用の割合 |
| 知識 | 伝統的な知恵と、新しい工夫 | 伝統的な方法の記録 |
| 生計 | 農家の収入が続くか、収入源の多様さ | コーヒー収入、作物の多様さ |
| 生産方法 | 木陰栽培、農薬の不使用、水を使わない精製 | 現地での確認、禁止農薬の不使用 |
認証にかかる費用を小規模農家が負担できる水準に抑えることを目的に設計しています。評価の方法や仕組みの詳細は、論文の公開に合わせて共有します。
この基準はまだ「設計」の段階です。項目の最終決定は共同で進めている現地NGO側の作業を待っている状態で、来年6月までに産地で実際に評価を行える見通しは立っていません。そこで来年度は、この基準の完成を待たずに、私たち自身で測れる3つ(衛星による森林被覆率、生きものの聞き取りリスト、ロットごとの精製記録)を先に実施します。5つの軸による評価は、準備が整い次第行い、できなければ来年のレポートで「できなかった」と書きます。
共同事業の中で、収穫後の工程(選別・発酵・乾燥・保管)ごとに何を記録するかを定めた手引きを作りました。農家がこれに沿ってロットごとの記録を残せば、上の「生産方法」の軸を確かめる材料になります。実際の運用はこれからです。
シダマとグジの農園主に、農園とその周りで見られる木・動物・鳥を聞き取り、その場で紙に書き出してもらいました。シダマでは、名前をシダマ語とアムハラ語の両方で教えてもらったので、アムハラ語の名前から種をある程度まで推定できます(下の表の「推定される種」は私たちの推定で、専門家の確認は受けていません)。
| 聞き取りで挙がった名前(シダマ語/アムハラ語) | 推定される種 | |
|---|---|---|
| 木 19 | Wadicho/Wanza、Dagucho/Zigiba、Gerbicho/Tikur Enchet、Dubancho/Dokima、Hengaedicho/Biribira、Maticho/Sesa、Masincho/Bisana、Grawa/Grawa、ほか Shoecho、Tonkicho、Holoncho、Shisho、Kobire、Odako、Setamo、Gidincho、Velako、Hecho、Regicho | Wanza=Cordia africana、Zigiba=Afrocarpus falcatus、Tikur Enchet=Prunus africana(IUCN絶滅危惧II類)、Dokima=Syzygium guineense、Biribira=Millettia ferruginea(エチオピア固有)、Sesa=Albizia gummifera、Bisana=Croton macrostachyus、Grawa=Vernonia amygdalina |
| 動物 10 | Vene/Gureza、Galasho/Zingero、Kemele/Tota、Amboma/Gib、Daguncho/Nebr、Elesa/Tinchel、Gedala/Kebero、Gedimo/Dikula、Bulicha/Midako、Heiahe/Koke | Gureza=アビシニアコロブス、Zingero=アヌビスヒヒ、Tota=グリベットモンキー、Gib=ブチハイエナ、Nebr=ヒョウ(IUCN絶滅危惧II類)、Tinchel=ノウサギ、Kebero=ジャッカル、Dikula=ブッシュバック、Midako=小型のレイヨウ、Koke=不明 |
| 鳥 5 | Dackie/Dakiye、Kemele/Gindekorkur、Tilalo/Chilifit、Qolante/—、Risa/Tinb-Ansa | Gindekorkur=キツツキ類、Chilifit=トビ・タカ類、Tinb-Ansa=ハゲワシ類。Dakiye、Qolanteは不明 |
| グジ | 木10種(ジュニパー、ゲテメ=Schefflera ほか、多くは現地語)、動物3種(「タイガー」と表現された動物、ヒヒ、サル) | 現地語の木の名前は次年度に整理。「タイガー」が何を指すかは未確認(エチオピアにトラは生息していません) |
シダマの農園とその周りには、絶滅危惧II類の Prunus africana(薬用にもなる高木)とヒョウが暮らしていると聞き取れました。またシェードツリーとして挙がった木の多くは、エチオピアの在来種です。もう1つ、コーヒーの木陰では「エンセット」(食用のバナナの仲間で、この地域の主食)が育てられていて、この農園主は32品種のうち18品種の名前を挙げてくれました。コーヒー園が、木・野生動物・主食作物の多様さを同時に支えていることが、聞き取りの範囲でわかります。
ただし、これは農園主の記憶に基づく一覧で、私たちが現地で種を確認したわけではありません。
| 地点 | 中心1km²の樹木被覆 | 5km四方の樹木被覆(平均) | 自然植生20%以上の区画 | 樹木の減少 2001〜24年 | うち2021年以降 |
|---|---|---|---|---|---|
| Teferi Kela 精製所(シダマ) | 74% | 81% | 25/25 | 2.2% | 0.8% |
| Guji 精製所 | 70% | 82% | 25/25 | 31.1% | 0.5% |
| Guji 農園 | 97% | 76% | 25/25 | 30.0% | 0.4% |
| El Chilcal(ダグア) | 45% | 55% | 25/25 | 9.4% | 1.2% |
| Flor de Damas(ダグア) | 70% | 55% | 25/25 | 5.1% | 0.1% |
| Café Celeste(ダグア) | 63% | 51% | 25/25 | 7.2% | 0.1% |
グジの2地点では、周辺5km四方の約30%で2001年以降に樹木が失われています。ただしその大半は2003〜2013年に起きたもので、2021年以降は0.5%以下です。原因は特定できていません(この地域は鉱山や農地の開発が知られていますが、私たちが確かめたわけではありません)。私たちがこの精製所から買い始めたのは、この減少がほぼ止まった後です。とはいえ「自分たちの買付が森を減らしていない」と言い切るには、来年以降も同じ地点を毎年測り続ける必要があります。
もう1つの注意は、衛星は「森」と「木陰のコーヒー園」を区別できないことです。木陰栽培のコーヒー園は、上から見れば樹木に見えます。ですから上の「樹木被覆」には、コーヒー園の木陰も含まれています。木がどのくらい残っているかを正確に知るには、現地で樹冠の様子を記録する必要があり、これは来年度の課題です。
去年のレポートに載せた座標(北緯5.4°、東経38.5°)は小数1桁の粗い位置で、衛星で見ると森林帯の外側を指していました。今年、精製所・農園の座標を取り直して修正しています。
私たちには、リスク管理の専門部署はありません。自然に関するリスクは、代表が買付を判断するときの基準(調達方針)と、このレポートを年に1度書き直す作業に組み込まれています。
何を、どう測るか
| 指標 | 今年の対応 | |
|---|---|---|
| 森林リスクの高い農産物の取扱量 | ◯ | コーヒー生豆 2,628kg(エチオピア2,580kg、コロンビア48kg) |
| 気候変動(CO₂) | △ | 航空輸送 10.9トン(1回目・実測)+約16トン(2回目・推定) |
| 土地利用の変化(森の減少) | △ | 調達先6地点の周辺5km四方で、2021年以降に樹木が失われた面積は0.1〜1.2%。2001年以降の累計ではグジの2地点で約30%(大半は2003〜2013年)。木陰栽培も転換の一種として、樹木の残り方を次年度から現地で記録する |
| 水質汚染 | △ | 現時点ではナチュラル精製の使用率を開示。 |
| 農地1km²あたり自然植生10%以上/20%以上の割合 | ◯ | 調達先6地点の周辺5km四方(各25区画)で、自然植生20%以上の区画は100%(150/150)。樹木だけで20%以上でも148/150。ただし木陰のコーヒー園も樹木に数えられている(第3章) |
| 実収量と潜在収量の差 | × | 未取得。生産者への聞き取り項目に加える |
| 水ストレスの高い地域からの調達割合 | ◯ | 0%。調達先6地点はすべて、WRI Aqueduct 4.0 の水ストレス区分で「低い(10%未満)」でした(流域単位の評価) |
| 土壌劣化が起きている農地の割合 | × | 測定していません。代わりに、土を守る働きを持つ木陰栽培の割合(100%)を開示しています |
| 廃棄物(包装材・コーヒーかす) | × | 集計していません。産地側の指標を優先するためです |
今年、数値で開示できた中核指標は「取扱量」「輸送のCO₂」「土地利用の変化」「自然植生の割合」「水ストレス」の5つです。残りは、開示できない理由と、今後どうするかを書きました。無理に数字を作ることはしていません。
| 指標 | 去年 | 去年の目標 | 今年の実績 |
|---|---|---|---|
| 木陰栽培の豆の取扱率 | 100% | 100% | ◯ 100%(輸入した生豆2,628kgに加え、受託焙煎で預かった豆50kgも木陰栽培) |
| 森林被覆率評価の試行 | 0回 | 1回 | ◯ 1回(調達先6地点で実施) |
| 生物多様性評価の試行 | 0回 | 1回 | ◯ 物差しは設計済み。実測は △ |
| 産地の現地調査 | 0.5回/年 | 1回/年 | ◯ 各1回 |
| TNFDレポートの公開 | 1回/年 | 1回/年 | ◯ 本レポート |
| 労働者の対価のリサーチ | 0回 | 1回 | ◯ 1回(コロンビア) |
| 指標 | 現在 | 目標 |
|---|---|---|
| 農園・精製所の座標(小数3桁以上) | 6地点 | 新しい産地(東ティモール・インドネシア)も含め、精製所は全件、農園は訪問先を代表例として記録 |
| 衛星による森の計測 | 6地点・1回 | 同じ地点を毎年測り、変化を報告する |
| 生きものの聞き取りリスト・ロットごとの精製記録 | 一部 | 全産地で実施 |
| 5軸基準による評価 | 設計のみ | 現地NGOの準備が整い次第。整わなければ「未実施」と報告 |
| 輸送のCO₂ | 1便実測 | 全便で算定(実測または推定) |
| 取扱産地の数 | 2カ国 | 3カ国 |
| 人権方針の文書化 | なし | 策定 |
自然にポジティブな影響を与えられる企業へ
今年はコロンビアという新産地での取り組みもありましたが、プロジェクトの進みにも想定より時間がかかり、本命だった「生物多様性評価プロトコル」の完成と実施を、待っている状態です。ここは悔しい点でした。
一方、事業としては初めての店舗を出店したりと少しずつ体制も安定してきました。そのおかげで、生豆販売の事業にも進むことができそうです。生豆販売が始まると、農家さんから安定してたくさん買い付けることができるし、産地でのプロジェクトもよりスムーズに進みやすくなると考えています。
私たちが産地で購買力をつけることで、自然と共存するコーヒーがより市民権を得られるように、これからも事業を推進してまいります。